
作詞/作曲/編曲: Roasted Dice Studio
配信日: 2026年2月11日
まだ誰も触れていない 冷えた鍵盤のような朝
カーテンの隙間から 光が譜面台を叩く
キッチンに響くのは 「朝の儀式」の独奏
僕は静かに 「数える指先」
皿の上で跳ねる 「黒い結晶」たち
10、20、30…… リズムを刻むように
ふと混ざり込んだ 「61粒目の溜息」
完璧な朝に 余計なノイズはいらない
手回しのミルが 「静寂を挽く音」
それは僕の胸の奥 鳴り止まない内なるシンフォニー 」
世界が音を失っても この振動だけは嘘をつかない
注がれたお湯が描く 「湯気の中のロンド」
立ち上がる香りは 僕だけの「孤独な贅沢」
計算し尽くされた 「黄金のアロマ」が
眠っていた情熱を 優しく呼び起こす
一口含めば広がる 「苦味の五線譜」
言葉にできない想いは この「不滅のカップ」の中に
街の喧騒が 遠くで揺れ始めている
人々は気づかない 完璧な一杯の重さに
妥協を許さない アーティストの横顔で
僕は再び 自分という旋律を整える
苦くて、少しだけ甘い 人生という名の
ブレンドコーヒー 「60の音粒」が
紡ぐ物語が 今日という一小節を作っていく
最後の一滴まで 愛し抜くと決めた
カップの底に 静かな夜明けが沈んでいく
また明日も、この場所で 指先が
「黒い種火」を数え始める……


