
作詞/作曲/編曲: Roasted Dice Studio
配信日: 2026年5月3日
見上げたのは どこまでも続く灰色の空
今日もまた レンガの壁をひとつ積み上げる
同じことの繰り返し ルーティンに飲み込まれて
ただの石ころを 泥にまみれて運ぶだけ
意味を見いだせない 一人目の孤独が積もっていく
ふと通りかかった 旅人が僕に問いかけた
「君は何をしているんだ?」と 鼻で笑うような風が吹く
「どこへ行っても同じさ」 誰かの声が耳をかすめても
僕はただ 足元だけを見て 終わらない階段を数えていた
だけど 三人目の瞳には 違う景色が映っていた
それは100年先 街を照らす 大聖堂のシルエット
作業を使命に書き換えて 視線の高さを変えてみる
積み上げる音は 日常の鼓動
ただの石が 夢の礎に変わるとき
隣を見れば 二人目の横顔が見える
愛する家族の顔を 思い浮かべながら働く背中
「これは生活の糧さ」 責任という名の重みを
誇りに変えて積み上げる 確かな情熱の温度
やらされる仕事が 守るべき愛へと色づき始める
名もなき職人として 自分の価値を問い直す
外側を飾るより先に 必要なのは心の建築
逃げ場のない現実を 嘆くのはもうやめよう
視線の高さを変えれば 灰色の空に光が射す
完成図はいつだって 僕の頭の中にしかない
見えてる景色をアップデートして マインドセットを整えて
一歩一歩の積み重ねが 壮大な物語を紡ぎ
僕らは自分という 聖堂を今日も建てていく
三人目の瞳になって 輝きをこの手に宿そう
それは100年先 誰かが祈る 大聖堂の優しさ
視座を高く上げれば 世界はこんなにも美しい
積み上げる音は 未来へと語り継ぐ賛歌
ただの石が 永遠の輝きに変わる場所
レンガの壁の向こう側
今日もまたひとつ 誇りとともに石を置く
人々の日常に 静かに寄り添いながら…


