ガード下のいぶきに誘われて – Lyrics –

​作詞/作曲/編曲: Roasted Dice Studio

​配信日: 2026年5月19日

都会の喧騒をすり抜けて、いつもの角を曲がる
ピアノの跳ねるリズムが、お腹のすいた心に同期する

吉祥寺の風に吹かれ ふらりと足が向く
銀色の券売機 指先が迷わず選ぶスペル
「いぶきスペシャル」という名の ささやかな贅沢
賑わう声のなかで 自分だけの席を確保する

器を埋め尽くす 揚げたてのオーケストラ
えびてんに、とり天、舞茸が 誇らしげに胸を張る
ちくわと野菜の甘みが だしの海に溶け出して
圧倒的なボリュームに 少しだけ笑みがこぼれた

こがね色のスープに いりこを一掴み
しょうがの刺激と ネギの彩りを添えて
スタンディングの自由を 喉越しで味わう
駆け抜けるような旨みが 日常を鮮やかに塗り替える

せわしないときの隙間 立ち止まるこの場所
誰にも邪魔されない 自分へのプレリュード
最後の一滴まで 愛おしく啜り上げれば
心まで温まる 魔法のどんぶり

あっという間にからになった 器をそっと返して
またこの街に来る理由を ポケットにしまい込む
ごちそうさまの声が ピアノの余韻に溶けていく
次はいつ この味に逢いに来ようかな

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