
作詞/作曲/編曲: Roasted Dice Studio
配信日: 2026年11月2日
見慣れた交差点の角 街の輪郭が
急に鮮明になっていく 君が笑うだけで
不器用な歩幅で 合わせる靴音
ひとつの影になりそうで ふたつの歩道を歩いてる
雨宿りの軒下 肩が触れそうな距離
静かな錯覚だと言い聞かせても
名前を呼ぶスピード 少しだけ違う温度
隠せない胸のノイズが ビートを乱していく
計算外の熱が 胸の奥で灯る
理由の後付けばかり 繰り返す帰り道
未完成なふたり 足りないピースのままで
この引力の正体を まだ探している
信号待ちの数秒間 見つめてしまう横顔
不確かな合図に 言葉を飲み込んだ
他愛のない無駄話の残り香が
部屋に戻ったあとも 優しく消えない
冷めないコーヒーを 両手で包むように
余白の埋め方を 君が教えてくれる
答えのない宿題を 抱きしめた夜の果て
ほどけない疑問符さえ 愛おしく思えた
帰り道の角度 振り返るタイミング
重なり合う視線が 答えを急かさないように
計算外の熱は 理屈を越えてゆく
不揃いなステップで 歩き出せるふたり
飾らない夜明けの光が 部屋の隅を照らす
昨日までの景色が もう違って見えている
どうして君なんだろう
冷めない温度を抱いたまま
朝が来る


