脱ぎっぱなしの靴 – Lyrics –

作詞/作曲/編曲: Roasted Dice Studio

配信日: 2026年4月19日

見慣れたドアの傷跡も
少し建付けの悪い廊下の音も
耳に馴染みすぎた 朝のコーヒーの匂い
「いってきます」の声に 重なるテレビのニュース
365日 途切れることのないリズム
それが僕の 世界のすべてだった

ねぇ あと何回言えるかな
「おかえり」って笑う 君の顔を見て
当たり前に過ぎる この贅沢な秒針が
いつか遠い記憶の 欠片になる前に
カレンダーに書けない 愛しさを噛みしめて

いつの間にか 靴のサイズも追い越して
話すことなんて 別にないよって顔して
それでも同じ屋根の下 眠りにつく安心
あと数年かな それとも、もう少しかな
「ただいま」の帰り道が 別の場所へ続く日は

帰省のチケットを握りしめて
年に数回 会える日を指折り数える
そんな未来が 不意に怖くなるから
今はまだ 脱ぎっぱなしの靴さえも
愛おしい 家族のポートレート

ねぇ あと何回会えるかな
一生をかけても 365回に届かないかもしれない
そんな計算 今はしたくないけれど
今日という日が かけがえのないアンコール
ピアノが奏でる 優しい祈りのように

明日の朝も また同じ声で
「いってきます」って 扉を開けるよ
当たり前を もっと抱きしめて
今日を重ねていこう
このメロディが 終わるまで

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