サビの途中 -Lyrics

作詞: Roasted Dice Studio

作曲: Roasted Dice Studio

編曲: Roasted Dice Studio

配信日: 2025年10月14日

コンクリートのジャングルを抜けて
ネクタイ緩める数秒間のオアシス
いつものカウンター 軋むスツール
「お疲れ様」とグラスを叩く音
窓の外は星のない空
今日という日を飲み干すように
琥珀色のソーダが弾けるたび
ため息の数をそっと数える

仕事のドアを閉めたら
ほんの少しだけ 饒舌になる
今日のミスも 明日のプレッシャーも
この場所では 溶けてなくなるみたい

ねぇ、また同じ話してる
それこそが今日のサビなんだ
まるで曲のハイライトみたいに
何度も何度も 繰り返すフレーズ
「あれからどうなった?」って
オチを知ってても笑える
きっと、これは一種の侘び寂び
変わりゆく日々の 中で変わらない
僕らの“サビ”を生きている

隣で揺れる あの人もまた
小さなグラスに夢を注いでる
一口ごとに 灯る笑い声
少し酔いが回れば 誰もが詩人
時計の針は 気まぐれなテンポ
終電までの 刹那のデュエット
交わす言葉は 意味よりも響き
ただそこにある 温かいグルーヴ

帰り道はいつもより
少しだけ 足取りが軽い
明日もまた 頑張れる理由
それは多分 この余韻のせい

ねぇ、また同じ話してる
それこそが今日のサビなんだ
まるで曲のハイライトみたいに
何度も何度も 繰り返すフレーズ
「あれからどうなった?」って
オチを知ってても笑える
きっと、これは一種の侘び寂び
変わりゆく日々の 中で変わらない
僕らの“サビ”を生きている

侘び寂びの語源なんて
どうでもいいさ 今夜は
ただこの瞬間(とき)が
いつまでも 続いて欲しいと願う
小さな祈りのような

ねぇ、また同じ話してる
それこそが今日のサビなんだ
まるで曲のハイライトみたいに
何度も何度も 繰り返すフレーズ
「あれからどうなった?」って
オチを知ってても笑える
きっと、これは一種の侘び寂び
変わりゆく日々の 中で変わらない
僕らの“サビ”を生きている

グラスに残った 少量の氷
もう一杯だけ もう少しだけ
この“サビの途中”で
また明日

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